日本人は座る時間が長すぎ❔
皆さんは一日どのくらい座っておられますか?
日本人成人の平日座位時間は1日7時間 (中央値)で、調査した国々の中でも最長とか。
身体の筋肉の70%は下半身にあります。
長く座ったままだと、体の中で一番大きな筋肉である太ももや、第二の心臓といわれるふくらはぎをほとんど動かすことがありません。具体的なリスクとしては肥満や糖尿病、高血圧、ある種のがん、死亡のリスクが高まるといわれているほか、メンタルヘルスや認知機能の低下も指摘されています。
長時間座ったままでいて、足先の冷え性やむくみに悩んでいる方も多くいると思います。テレワークやステイホームで、自宅で座って過ごす時間が増えたことで、自宅に居ながらにしてエコノミークラス症候群になってしまう場合もあるそうです。
なぜ、座りすぎで死亡リスクが高くなるのかというと、体の70%の筋肉がある足を動かさないことで、血流や代謝機能が低下することが影響しているのではと考えられています。また、筋肉を動かさなければマイオカインの量も抑えられるので、慢性炎症も起こりやすくなります。
健康に長生きしたいなら、少しでも座る時間を短くして、体を動かす時間を増やしましょう。
30分座ったら一回立ち上がるとか、
1時間座ったら3分歩いたり、ストレッチをしたりして、体を動かすよう心がけましょう。