人との会話を楽しみましょう
ようやく天気予報から雪マークが消えました。2月は記録的な寒さと大雪で大変でしたね。
やっと花の蕾もほころぶ季節となりました。寒い時期を乗り越え、皆さまお健やかにお過ごしでしょうか。
アルツハイマー型の認知症は、遺伝的要因がかなり大きいようですが、ぼんやり過ごす人ほど認知症になりやすいのは確かなようです。日頃から頭を使っている人の方が、長谷川式などの「認知機能テスト」の点数が高い傾向も認められています。
では「頭を使う」とはどういうことなのでしょうか?
一番効果的なのは、他人との会話だとか。会話は、相手の言ったことを理解し、すぐさま反応を返すという非常に高度な知的な作業。強制的に頭がフル回転するのです。
簡単な数字の計算をこつこつやることや、新聞などの音読も良いことですね。
ちなみに、いわゆる「脳トレ」は、脳全体の機能の向上には効果がないと書いてある文献が多いように思います。「脳トレが楽しい!」という人には効果があるかもしれませんが、つまらないと思いながらやるくらいなら、他の楽しみを見つけるのがいいかも。