自律神経を整える呼吸法
さわやかな季節になりました。皆様、体調はいかがでしょうか?
4月、5月は、寒暖差が大きかったり周囲の環境が変わったりで、体調管理が難しい時期でもあります。自律神経が乱れやすいので、様々な不調がでてくるかも。
自律神経を整える方法として、ヨガ、瞑想などいろんな方法がありますが、これらのワークのほぼすべてにおいて重要視されているのが「呼吸」です。
「自律神経の中で、自分で唯一アプローチできる」のは呼吸だけですね。体温も脈拍も自分では調整できません。
では、どんな呼吸が自律神経を整えるのに適しているのかというと、 それはズバリ「深呼吸」です!
意識して、深呼吸することはありますか?
仕事や勉強などに集中して取り組んでいると、知らず知らずのうちに肩に力が入り呼吸が浅くなっています。
肩の力が入る時間が長ければ肩こりにも繋がりますし、更に呼吸が浅ければ交感神経が優位になって、身体が緊張した状態が続きます。
ですから、日常生活の中で意識的に深呼吸をする癖をつけておくと肩の力も抜け、リラックスできて肩こり予防にもなりますので、日頃からぜひ意識して取り組んでください。
寝る前も効果的!
深呼吸を続けていると、副交感神経が優位になってリラックスしてきます。寝る前に布団やベッドに仰向けになって、深呼吸を行なうのも効果的です。
ただ深く息を吸うだけでも良いのですが、より効果的な方法があります。
1.息を吸う時
息を吸う時は、まずお腹が膨らむように息を吸います。
お腹が膨らんだら、次はそのまま胸が膨らむように息を吸い込んでいきます。
※この時は鼻から吸うようにしましょう。
2.息を吐く時
息を吐く時は、口からゆっくり吐いていきます。
基本的には吸う時にかける時間よりも、吐く時にゆっくり時間をかけて長くして下さい。
ご自分が心地よいと思える秒数で深呼吸して頂ければOKです。