血管は、加齢とともに老化し、全身に張り巡らされた血管を硬くします。
そして、若いころは正常値だった血圧が高くなったり不安定になり、動脈硬化が進んでいきます。
血管を守るためにはどうしたら良いのでしょうか？
高すぎる血圧は、医師に相談して必要なら薬をのんでコントロールすることが必要でしょう。

しかし、薬だけのんでいればいい訳ではありません。毎日の過ごし方、食事などの工夫をしたいですね。

そこで、血管を柔らかくする食べ物をとること、血管を硬くする食べ物を避けることについて、前号に引き続きシリーズで取り上げます。

血管を柔らかくする食べ物
その②　大豆製品

大豆には、ポリフェノールの一種「イソフラボン」が豊富です。強い抗酸化作用を持ち、血管の柔軟性維持に効果的です。また、脂質代謝を促すビタミンB2も豊富なため、血管の再生にも役立ちます。
イソフラボンは、女性ホルモンに似た成分を持ち、シミ・しわ・たるみを抑えるとも言われます。

中でも、一日1パックの「納豆」は、おすすめです。納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」には、血液をサラサラにする効果だけでなく、血管を柔らかくする効果も期待できます。

納豆は手軽な食品ですので、是非食べてください。
注）血圧サラサラの薬（ワルファリン）を服用している人は控えてね！