寝苦しい季節を迎えました
本格的に梅雨に入り、寝苦しい季節になりました。睡眠は、体と脳を修復する大事な時間。
さて、みなさんは、どのくらい眠っていますか?目覚めは良い方ですか?
睡眠について悩みを持つ人は5人に1人、睡眠薬を飲んでいる人は20人に1人と言われています。不眠症は女性に多く、歳を重ねると増加するとか・・・
確かに、若い時は爆睡できたし、寝だめもできたましたね。
私たちは、睡眠で一日の疲労回復をはかり、脳のゴミ(アミロイドβなど)を掃除しているといわれています。認知症の予防のためにも良い睡眠をとりたいものです。
で、効果があるとされているのは“午後の短いお昼寝(20分以下)”。
大学病院の物忘れ外来でも、市町の健康教育でも皆さんにお勧めしています!
逆に睡眠の質を落とすのは、寝酒や夕食後の寝落ちのようです
気持ちよく酔ったりお腹いっぱいになった後、横になるのは本当に気持ちがいいものです。ましてや日中の疲れ、前日の寝不足があるとついつい眠気に襲われるものです。
しかし、寝落ちから目覚めたあと、二度寝するのに困ったことはありませんか?。睡眠に関係するホルモン(メラトニン)が、“一晩寝た”と勘違いするので、「眠りが浅い」「中途に何回も覚醒してしまう」「生活リズムが崩れて疲れがたまる」という悪循環に!
なので、寝落ちを防ぐためには、食後に少し身体を動かすのが良いでしょう。 何とか工夫して起きていましょう( ´艸`)
(蛇足ですが・・・食後30分後くらいに体を動かすことは、高くなった血糖値をコントロールするのにも役立ちます)